ガープス・ユエル サプリメント かくて世界は広がった (Role&Roll RPGシリーズ)
友野 詳

定価: ¥ 2,940
販売価格: ¥ 2,940
人気ランキング: 279629位
おすすめ度: 
発売日: 2006-11-09
発売元: 新紀元社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
リアリティより雰囲気重視
メインは異種族を中心とした、キャラクターデータです。
表記方法は、ルナル完全版のような、複数の特徴を一括りにしてCPを割り振るといった、いい加減なデータではなく、個々の特徴でCPが割り振られているため、非常に見やすくなっています。
もっとも、この点については、望遠視覚の特徴があるにも関わらずゲーム上での処理が記載されていないミュルーンや、水棲生物なのに水中呼吸や水圧耐性のないグルグドゥなどなど、単にルナル完全版が酷すぎただけだと思っていますが。
また、ルナルからの伝統ですが、小型種族の体力が、非常識に高い点が気になります。
実際にPCを作ってみて身長を比較してみれば判るわけですが、身長が(恐らく体重も)倍も違っていながら、体力自体は同じ。しかも、人間の半分程度の身長しかないのに、人間用の武器が普通に使えてしまったりなど、リアルに考えると首を傾げたくなる点が、ほぼ、そのまま継承されていました。
まあ、これはデザイナーが、ルナルの雰囲気や遊びやすさを重視した結果だとは思うんですが、そう考えるには、データが多すぎる気がします。
この点は、デザイナーの悪癖でしょうけど、作りっぱなしで以後放置は止めて欲しいです。ルナルでは、それをやらかしてくれましたから。百鬼夜翔が発売されたら、それを使って異種族データの見直しをするって言ってたんですけど……結局、年単位で放置されてました。
膨大なPC用データを、小説やリプレイで掘り下げていってくれれば良いんですが、ルナルでは物語に重きを置いていたようで、PC用異種族のイメージが上手く掴めませんでした。ユエルでは、物語より世界を語って欲しいものです。
最後に、ジャングエルファの魔法使いがルナル同様に使い物にならないのは仕様として、特殊な大型ナイフであるポイズンブレードが1.5kgってのも仕様なんでしょうか? このエラッタ、ルナル完全版にもありました。データの見直し等が、まだまだ甘いようです。
